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伊陶屋 目次ページ

 

日本に一番近い外国が韓国です。毎日大勢の人が観光や仕事で訪れています。韓国に関する案内書も多数出版されていて、韓国案内と言っても珍しい事ではありませんが、このサイトの韓国案内は、少し切り口を変えています。従来の旅行案内書にあるような、観光スポットの案内はありません。貴方が韓国を訪れたとしても、多分行く事は無いであろう地方のことや、その地方の特色、文化と人々のものの考え方など、日本人とのかかわりの中で、内面に踏み込んだ案内をいたします。

日本人と韓国人に、"一番嫌いな国は"、とアンケートを取れば、韓国人の嫌いな国の第一位が日本であるのに対して、日本でも一位か二位を占めていて、この事から見れば、両国は良好な関係にあるとはいえません。顔も体格も殆ど同じ、言語に至っては、文字の発音が違う程度の差しかなく、最も学習しやすい外国語でもあります。九州の北部の言語などは、韓国語の方が沖縄語より近いと言えるでしょう。それでも韓国は外国です。20年に及ぶ付き合いの中で確り確認したことは、理性で分っていても、自分の過去や受けた教育の中で、やはり拒否する感情があると言う事でした。日本と韓国が本当に理解しあえるためには、何故我々には相手を拒否する感情があるのか、どうしてその感情は増幅されたのか、掘り下げて見る必要があります。

お互いの国民性を形成している考え方の根本にあるもの、それは思想と言うほどの事も無い生活習慣に基ずくものが決定的に違えば、他の特徴が近ければ近いほど、受け入れられない違いとして心の中に残ります。正に韓国と日本では日常の生活習慣に於いて、眞反対の価値観が随所に見られます。何故その様になったのかと言う、根本的な考え方の違いを理解し、相手の価値観を軽蔑する事無く認め合う事なくしては、両国の友好的発展はありえないでしょう。このサイトでは、日常の習慣の違いを通して、韓国の姿を案内してまいります。

 

食事の挨拶

韓国を旅行して、例え知り合いが居たとしても、個人の家に招待される事は稀です。食事は食堂で取る事になります。食堂では都会の一部の食堂を除いて、サンプルが展示されることはまずありません。ハングルで書いたメニューがあるばかりで、ハングルが読めなければお手上げです。もし読めたとしても、その意味が分らなければどうしよもありません。ただし都会の食堂では、日本語が片言ながら通用する事も珍しくはなく、凝った料理を注文しなければ、旅行案内頼りのハングル発音で注文しても何とかなるでしょう。メニューに付いては、韓国の料理を詳しく解説したサイトを設けています。そちらをご覧ください。

注文

食堂に入ってすぐに聞こえる韓国語は"オソセヨ、或いはオソシップシオ"という言葉です。日本語では"いらっしゃいませ"という挨拶に当たります。ここで韓国語の挨拶について一席。

オソセヨとは直訳すれば、早くいらっしゃい、という意味になります。丁寧語と言われる形式ですが、命令形です。日本語に堪能でない韓国人が日本語を使うとき、最も厄介なのがこの丁寧語です。つい直訳して何々をしなさいと言ってしまいます。それで大事になることは無いとしても、その心は完全に通じません。しかし、ここでは命令の意思もそのニュアンスもありません。ただ客を招き入れる挨拶で、食堂に限らず色々なところで使われます。

オソシップシオとは、最上級の敬語で意味は同じですが、少し硬いニュアンスを持っています。主に男性が改まった挨拶として使う事があります。客を招き入れる挨拶も、ソウルと釜山では違う場合があります。釜山では、オソイソ、と言う事があり南部の方言です。韓国では釜山の言葉は、スピードと迫力のある男の言葉とされています。

店に入り注文するときに店員を呼ぶ言葉は実に便利に出来ています。その店に年配の女性が居る場合には、アズマ或いはアズモニ、若い女性の場合は、アガシ、年配の男性の場合は、アジシ男の子なら、チョンガーと呼びます。日本では店員に用事があっても、ちょっと、或いは、すみません、など意味不明の事を言って、適当な呼び方がありません。江戸時代にはあった三人称の呼び方が無くなって、最も不便な事の一つです。

アズマ或いはアズモニとは、おばさん、という意味だと旅行案内等には書いていてありますが間違いです。この場合のアズマ或いはアズモニは、他人の内儀を高めて呼ぶ言葉で、奥さん、お上さん、に当たります。或いは特定しない年配の女性を呼ぶ言葉として使われます。

敬語について

敬語の使い方は、大いに違います。日本語の文法では相対敬語、韓国語では絶対敬語、この違いは大きく、時に違和感を持つことがあります。特に最近耳にする、私は何々社長様ですが、、、、と言って電話しているのを聞くと、ちょっと驚きます。

 

 

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